スキャルピングはどうして注目されているのか?
まず、スキャルピングがこれほど人気である理由について、推察してみました。
短い期間で大きな利益を獲得できる
短時間で動いた数pipsの利幅だけで決済するといっても、大きなロットでトレードしたら金額として大きな利益になります。
副業でFXトレードを行う方にはとりわけ、一体全体チャートにしっかり取り組む時間が取れません。
この為、数秒から数分であるレベル以上まとまった利益を獲得できるスキャルピングは、あわただしい方にも手間を取らせず参加できるトレードとして、高い支持を得ています。
近い未来のことは仮説がしやすいので勝率も高い
1時間先や数日後、数週間後にどんなふうになるかの予想は困難であるとしても、数秒から数分という近い未来のことなら相場がいずれに動くのか、わりとどんな人でも予想しやすいと思われます。
この為、FX初心者でもトライしやすいスタイルと言われています。
トレードチャンスが多い
どういったスタイルのトレードでも、エントリーポイントを選び抜くことは肝心です。
大きな値幅を狙う中長期トレードのケースでは、ひとたびチャンスを逃すと次にエントリーできるまでに一定以上時間がかかってしまいますが、数pipsの値幅ばかりを狙うスキャルピングに於いては、エントリーチャンスが次々にやってきます。
1度や2度チャンスを逃したからといって動揺する必要もありません。
ポジション保有中のストレスが多くない
ポジション保有中は、とりわけ損失が拡大してしまったまま損切りできないでいたら、メンタル的に大きなストレスを負うことになるのがFXトレードになります。
しかし何秒かで取引を完結させることがルールのスキャルピングの場合では、そもそも保有時間がほとんどないに等しいため、ポジションを保有している間のストレスが少ないです。
とは言っても、ご自分のトレードルールが確立していない方、あなた自身で決めたルールを守れない、トレードのメンタルが発展途上の方には、負けやすくなることによってかえってストレスが大きくかかるかも知れないため、注意は必要です。
資金効率が良い
ポジション保有中はその分だけ必要証拠金を動かせず、新しいポジションを持てないことになりがちですが、スキャルピングは短時間で決済するため、証拠金もすぐお手元に戻ります。長期に亘って資金を動かせないことにはなりません。
XMは追証不要で最大888倍ものレバレッジが使用OKな海外のFXブローカーです。
ひょっとしたら、当該の高いレバレッジはスキャルピングと相性が良いのではと思っている人もいらっしゃることでしょう。
しかし、はたしてXMでもスキャルピングが出来るのでしょうか。
世間にはXMはスキャルピングに不向きだという声もかなりあるようです。
そこで今回についてはXMのスキャルピングについて細かに解説していきます。
XMのスキャルピングを細かに解説
XMはスキャルピングを禁止している?
XMがスキャルピング向きかどうかということに先立って、一体全体規約で禁止されていては話しになりません。
結論からいえばXMはスキャルピングを禁止していません。
これはXMの公式サイトにも明記されています。
FXブローカーのなかにはそもそもスキャルピングをルールで禁止しているところもあります。
しかし、XMは公式に承認しているため問題なくスキャルピングができます。
ただし、取引サーバーに必要以上に負荷をかけるような、EAを用いての超高頻度なスキャルピングは不正行為とみなされることも想定されます。
これについてはXMにかぎった話しではありませんが、念のために覚えておきましょう。
EAを利用しての自動売買(システムトレード)もOK
EAを利用しての自動売買・システムトレードもXMでは認められている。
EAを駆使して数秒~数十秒レベルの超高速短期売買をリピートしても何にも問題がない。
XMではMT4・MT5のいずれも利用できるので、お好きなEAを用いてスキャルピングを行いましょう。
XMでのスキャルピングは不利?
XMはスキャルピングに向いていない、不利だという噂を聞いたことがある人も少なくないのではないでしょうか。
これは一部分事実です。
XMはこれ以外のブローカーに比べるとスプレッドがある程度広めとなっています。
超短期間で売買をリピートして利益を積みあげる方法であるスキャルピングにおいて、スプレッドの広さは死活問題です。
そういった点、XMのスプレッドの広さは目に見えて不利と言わざるを得ません。
ただ、スプレッドの広さを言及される多くの場合、それはXMのスタンダード口座を指し示しています。
XMにはスプレッドの狭さが特徴のゼロ口座という口座タイプも存在します。
ゼロ口座を活用するのであれば、そんなにも不利とはいえないでしょう。
なお、XMにはスプレッドの広さを補ってあまりあるほどしっかりとしたボーナスがあります。
スキャルピングにこだわらないのであれば、スタンダード口座のスプレッドの広さはそれほどまでに問題にはならないでしょう。
XMがスキャルピングに向いていると思えないもうひとつの理由
XMがスキャルピングに向いていないといわれるのはスプレッドの広さだけが理由ではないです。
ストップレベルの広さもまた大きな理由になります。
ストップレベルと申しますのは市場価格に対して最低限乖離していなければ注文が為し得ない値です。
いわゆる、幅とも呼ばれています。
具体的に言えば、XMのUSD/JPYのストップレベルは次にあげるようになっています。
10ポイント=1pipsになります。
そのため、XMのUSD/JPYに関しましては市場価格より最低限4pips離れた値でしか指値が出来ないということになります。
つまり、細部に亘って値を刻んでスキャルピングをすることが不可能なのです。
こちらのストップレベルの値はブローカーによってバラバラです。
スキャルピング向きのブローカーのケースでは、ストップレベルがゼロということも割とあります。
こういうところからもXMはスキャルピングに不利と言わざるを得ないということなのです。
XMでスキャルピング向きの口座タイプはゼロ口座
XMでスキャルピングをするのであればスタンダード口座ではなくゼロ口座のほうがおすすめしたいと思います。
ゼロ口座の大きな特徴は、当該の名のとおりスプレッドがほとんどゼロということです。
これは短期間に売買をリピートするスキャルピングにおいて極めて有利な条件です。
しかしながら、ゼロ口座はスプレッドが極めて狭い代わりに往復5USDの取引手数料が生じます。
100パーセント取引コストがゼロというわけではないのでご注意ください。
にもかかわらず、それでもゼロ口座の取引コストは十分に低いレベルです。
ボーナス適用外という制限はありますが、XMでスキャルピングをするのであればゼロ口座を使ったほうが良いのは間違いありません。
XMはスキャルピングよりは裁量トレード向き
ここまでXMとスキャルピングの相性についてご紹介してきました。
結局のところ、XMでスキャルピングできないことはないが、現実にはあんまり向いてはいないというものでした。
口座タイプとは関係なしで、スプレッドの広さや取引手数料がハードルとなるからです。
しかし、スキャルピングにこだわらないのであれば、XMは随分ユーザビリティが高いブローカーといえます。
XMのもっとも大きな特徴は当該の充実したボーナスです。
入金ボーナス100%や新規口座開設ボーナスなどを使えばほとんどノーリスクでトレードをすることさえできます。
スキャルピングではなく裁量トレードメインでいくのであれば、これらのメリットはスプレッドの広さなどのデメリットをフォローしてあまりあるといえるでしょう。
XMでスキャルピングをどうにもしたいのであれば
XMでどうにもスキャルピングをしたいのであれば、ボラティリティ(値動きの大きさ)の高い銘柄のトレードがオススメです。
どれほどスプレッドやストップレベルが広いといえども、それをオーバーする値動きがあれば利益を出すこともできるからです。
XMには実に数十種類の通貨ペアが存在します。
そのなかでボラティリティの高い銘柄をセレクトしたらスキャルピングでも利益を望めることでしょう。
ボラティリティの高い通貨ペアとしては市場流通量の多くないマイナー通貨やエキゾチック通貨が代表的です。
その中からスキャルピングに使いやすい銘柄を選択すると良いでしょう。
また、XMには為替のほか、エネルギーや株価指数・メタルなどの商品CFD銘柄もあります。
ただ、こういったCFDについては原則的には口座タイプによるスプレッドの相違はありません。
これを受け、ゼロ口座の優位性が薄くなってしまいます。
しかし、ゴールドに関しては例外的にゼロ口座専用の低スプレッドが使用されます。
また、ゴールドはボラティリティの高いCFD銘柄としても代表的です。
XMで遅々としてスキャルピングをしたいのであればゴールドが1つの有力なラインナップとなるでしょう。
とは言えども、なんといってもゴールドのスプレッドも他の業者にくらべて狭小というわけではありません。
基本的にXMはスキャルピング向きではないということは同様です。
XMのスキャルピングをわかりやすく解説 まとめ
XMでもゼロ口座やボラティリティの高い銘柄を利用すればスキャルピングできないことはないです。
しかしやっぱり、スプレッドの広さや取引手数料が支障を来すためスキャルピング向きのブローカーとはいえないのが現状です。
ただ、XMには極めて手厚いボーナスが存在します。
スプレッド以外のプラットフォームや約定力なども高い支持を得ています。
スキャルピングにこだわらないのであれば、XMはすごく使いやすいブローカーと言えるでしょう。
1つのブローカーしか使ってはいけないというルールもありません。
スキャルピングは別のブローカー、裁量トレードはXMといったようにスタイルに応じて分けて使うのも良いと思われます。
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